兵庫県姫路市の松原八幡神社で行われる「灘のけんか祭り」
日程、アクセス、駐車場、穴場スポットをご紹介します。
目次
灘のけんか祭りとは
灘のけんか祭りは、兵庫県姫路市白浜町の松原八幡神社で行われる秋季例大祭です。
「灘まつり」や「妻鹿のけんか祭り」とも呼ばれる。
全国的にも有名なけんか祭りで、海外にも知れ渡っています。
古めかしい神輿をぶつけ合う特殊な神事によって、天下の奇祭だとか、全国の数ある「けんか祭り」の中でも最大規模の祭りであるといわれ、すでに戦前から播磨を代表する祭りとして知られていた。戦後は、この神輿練りのほか、絢爛たる屋台を盛大に練り競う勇壮豪華な屋台練りが人気を呼び、国内はもとより海外にまでその名を知られるようになった
毎年10月14日・15日に行われる。一の丸、二の丸、三の丸からなる3基の神輿をぶつけ合わせる神事がある。
3基の神輿 | 重量 | 担ぐ年齢 |
「一の丸:応神天皇(おおじんてんのう)」 | 400kg | 36歳以上の熟年組 |
「二の丸:神功皇后(じんぐうこうごう)」 | 350kg | 26歳から35歳までの壮年組。 |
「三の丸:比咩大神(ひめおおかみ)」 | 300kg | 25歳までの青年組 |
この3基の神輿合わせにおいて一番の見処になると言えるでしょうね。
灘のけんか祭りは、本当に喧嘩をするわけではありません。
神様が祀られている神輿(みこし)を壊れるほど激しくぶつけ合い、まるで神と神がが力比べをしているようで「けんか」と呼ばれるようになったという事みたいです。激しければ激しいほど神意にかなうとされている。
一の丸 経験は誰よりも豊富な熟年組か、
二の丸 経験も技もある、バランスが取れてる壮年組か
三の丸 経験不足だが若さがある青年達
三者三様の神輿ですね。この辺も見どころになる要素ですね。
こちらは「神輿あわせ」の動画です。
灘のけんか祭り 祭礼地域
そして、灘のけんか祭りの主役である旧七ヶ村の屋台です。
各地域の屋台の重量は2tと言われていて、通常、80~90人くらいの人数で、
肩に担いで移動する。『担ぐ』とは言わず、『練る』と表現されることが多い。
これは相当な重さですね。神輿だけではなく、練る人や周りで盛り上げる人も勢い良くぶつかり合うので、けが人も多く「けがと弁当は自分持ち」)という言葉があります。
それぞれの村は1つずつ屋台を持っており、1年間で唯一、祭りの2日間だけ蔵から出してお披露目されます。普段目にすることはできない、豪華絢爛な屋台を見ることができます。
お腹の底にまで響く太鼓の音、練子たちの「ヨーイヤサー」という力強い掛け声、屋台を地面に打ち付けた地響きが合わさり、祭りの雰囲気が盛り上がっていきます。
また、7村それぞれの屋台に色分けと特徴があり、装飾や担ぎ方の違いが楽しめます。
出典;ネクストページ
地域名 | 現在の行政区域 | シデの色 |
旧 東山村 | 姫路市東山 | ピンク (邪気を祓う桃の色) |
木場港 | 姫路市木場 | 若緑 (精気あふれる若竹の色) |
舊 松原村 | 姫路市白浜町の西部 | 赤 (鉄を溶かすフイゴの火の色) |
旧 八家村 | 姫路市八家 | 黄赤 (たぎる血汗と熱血の色) |
妻鹿町 | 姫路市飾磨区妻鹿 | 朱赤 (質感あふれる熱血の色) |
旧 宇佐崎村 | 姫路市白浜町宇佐崎 白浜町の東部 |
黄 (貴人の色) |
旧 中村 | 姫路市白浜町の中部 | 青 (播磨灘の色) |
こちらは2017 平成29年 灘のけんか祭り(宵宮) 妻鹿 出立ちの動画です
灘のけんか祭り2018 日程 開催場所
日時 | 2018年 宵宮 10月14日(日) 本宮 10月15日(月) |
アクセス | 山陽電気鉄道本線白浜の宮駅下車、南へ200m。 (祭り当日は直通特急・特急が臨時停車します) |
例年の人出 | 約15万人 |
公式HP | 灘のけんか祭り |
開催場所 |
最寄り駅の「白浜の宮」駅の乗降者数は3048人/日です。結構小さい駅ですね。
灘のけんか祭りの人出が15万人。祭り当日はかなり混雑が予想されます。早めに行った方がいいですね。(祭り当日は直通特急・特急が臨時停車します)
灘のけんか祭りの穴場は?
正直、穴場という穴場はありません。しかし、祭りの激しさや練子たちの熱さを肌で感じ取ることができれば十分に楽しめる祭りです。
10月14日宵宮
境内の中と楼門の外の2箇所が良く見えるポイントですね。
初日の10月14日に行われる宵宮では、7つの町から神輿を神社へ運びお祓いをします。
最初の神輿が到着するのが11:00で、最後が14:00になっています。
これが終わると境内のステージで獅子舞が披露されます。
まず、松原八幡神社の境内 ここへ行くべきですね。
10月15日 本宮
この「本宮」がけんか祭り最大の見どころになります。
最初に宮入で先に6の地区の屋台が宮入をし、練番という最後の1地区により
宵宮には出ていなかった3基の神輿が担ぎ出され、神社の楼門前で神輿合わせが行われます。
ここで3基の神輿が激しくぶつかり合う最大の見せ場になりますね。
松原神社の楼門前 こちらへ向かうべし。
更に、けんか祭りの最後を締めくくりとして、神社から1キロ先にある御旅山の麓に移動し、
練り場で3基の神輿と7台の屋台による練り合わせがおこなわれます。
ここではさらに激しくぶつかり合い盛り上がりも最高潮に上がります。
こちらは無料観覧席が少なく早めの場所取りが必要になります。
それと、無料観覧席は神輿合わせから離れている為、双眼鏡があると便利です。
灘のけんか祭り2018 駐車場は?
駐車場はほぼ「ない」と思ってて間違いないですね。
この小さいエリアに15万人もの人が押し寄せてくるので、
車で行くのは避けた方が無難ですね。それに当日は交通規制もかかります。
でも、一応駐車場を記載しておきます。
タイムズ白浜の宮駅前(姫路市白浜町甲330)13台、全日00:00-00:00 60分 200円 24時間 最大料金600円 |
市立中島野球場駐車場1(姫路市飾磨区中島) |
市立中島野球場駐車場2(姫路市飾磨区中島) |
市立白浜新開公園駐車場(姫路市白浜町) |
姫路市浜手緑地駐車場(姫路市飾磨区中島) |
灘のけんか祭り 交通規制
線路と並行している旧国道250号は交通規制がかかりますね。
灘のけんか祭り 出店は?
祭りには付き物の出店。神社の周りには様々な出店があるので
お腹が空いても大丈夫ですね。
灘のけんか祭り 口コミ
〇けんかまつりと言われるだけあって、かなり激しく屋台がぶつかり合います。小さい時から見ているので違和感なく感じますが初めての方だと驚きが大きいと思います。本宮15日は山に登りますが、すり鉢状になった山の斜面に観客が数万人、驚くでしょうね。播磨の秋祭りはどこもすごいですが、やはり灘は別格だと思います。
出典;じゃらん〇けんかをするのは神輿のぶつけ合いの事でした。小さい子供やお年寄りはやや危険です。
姫路市白浜町の松原八幡神社で行われる秋季例祭の名称で「灘のけんか祭り」。また「灘まつり」とか、「妻鹿のけんか祭り」とも呼ばれています。神輿をぶつけ合う特殊な神事によって、天下の奇祭だとか、全国の数ある「けんか祭り」の中でも最大規模の祭りであるそうです。
〇神輿がぶつかり合います姫路市松原八幡神社の秋祭りです。全国のけんか祭りの中でも最大規模です。豪華絢爛な神輿3基と屋台6基がぶつかり合う様子は迫力そのものです。
出典;トリップアドバイザー
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
日本で一番の「けんか祭り」
その迫力や熱さを感じてみては如何でしょうか?