最近の異常な気温、嫌になりますね。熱中症の危険性も高まるし注意が必要ですね。
そこで、熱中症の原因にもなり得る「深部体温」を効果的にさげる方法を紹介します。
深部体温とは??
深部体温は「体の内部の温度」のことです。
通常直腸や鼓膜の温度を測定しますがだいたい36.5から37.5度ぐらいで上下しています。
通勤や通学でも熱中症のリスクはありますよね?特に職場や学校で熱中症になる方がおおい! ここで「熱中症と深部体温」について少しお勉強しましょう。
熱中症と深部体温
◎熱中症はなぜ発生するのか?熱中症は暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称です。熱中症を防ぐためには、水分・塩分の補給と体温の上昇を抑えることが重要です。特に、深部体温(脳や心臓など、身体の中心の体温)を下げないと、脳が変調をきたして熱中症になります。
◎深部体温とは人体の体温には、体表面温度と深部体温があります。深部体温は体の中心の温度のことです。体温は身体の中心が最も高く、身体の表面に近くなるほど低下します。熱中症の診断の場合、深部体温を測定することで身体の状態を正確に把握することが可能です。
このように連日の炎天下で熱中症で救急搬送のニュースが報道されてますが、この知識があれば多少なりとも対策は打てるのでは?と思います。
グッディでも「深部体温」を速やかにさげる方法をやってましたので紹介します。
深部体温を速やかに下げる方法
さて問題です。
深部体温を下げるのに効果的な方法はどれでしょうか?
A.首を冷やす
B.手のひらを水で冷やす
C.脇の下を氷で冷やす
さてどれだと思いますか?
正解はBの手のひらを水で冷やすでした。
手のひらを図のように10℃位の水に約10分つけるだけで深部体温は下がり、体内の熱を下げることが可能なんですよ。
是非皆様もやってみましょう。
深部体温と眠り
深部体温は眠りにも関係しているみたいです。
深部体温は日中は朝から夕方に向けて高くなっていき夜から朝にかけて下っていくというリズムがあります。そしてここに、眠りのポイントが隠されています!
深部体温が下降期にあるほど眠りやすく、上昇期には眠りにくくなります。いずれにしても入眠時には深部体温は下がろうとしますが、より急速に深部体温が下がる方が眠りにつきやすく深い睡眠も出やすいのです。
つまり大きな深部体温の低下が眠気の要因の1つになるんですね。
確かに体が火照っていると眠りにくい感じはありますよね。
上記した方法を一度試してみて質の良い入眠をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
最近「危険な暑さ」と報道されています。ご家族、お子さんにも対策として使える方法を紹介しました。是非試してこの暑さを乗り切りましょうね。
当然、水分、塩分はしっかり補給しましょうね。