最近「児童虐待」のニュースが増えていますが、
埼玉県は管轄する児童相談所が把握している情報をデータベース化し
警察と共有するという。
概要
埼玉県は、管轄する七つの児童相談所(児相)や支所が把握した児童虐待の情報をすべてデータベース化し、県警と共有する運用を8月にも始める。児相への通告歴などが簡単に照会できるため、警察は緊急時に情報をいち早く把握して対応できる。同県などによると、県と県警が虐待情報をデータベースで共有するのは全国でも例がないという。
同県によると、虐待情報の共有に限定した専用回線で、県と県警のパソコンを接続。各児相が対応した虐待情報を県がまとめ、1か月ごとに情報を更新する。将来的には各児相と県警のパソコンを直接接続し、情報を入力後すぐに共有できるシステムの構築も検討しているという。
県と県警との虐待情報の全件共有は、高知、愛知、茨城各県でも行われているが、いずれもメールや文書などで県が県警に情報を提供する方式。埼玉県の方式について、厚生労働省虐待防止対策推進室は「情報把握の作業が短時間で済み、児童への対応が素早くできる有効な方策だ」とする。
客観的にこの情報を見たら、そんなこともまだやってなかったのか?と思ってしまいます。
早くからやっていれば、防げた事件もたくさんあったと思いますよ。
児童虐待に限らず、家庭内のDVも相当な軒数があると思われますし。
取り急ぎ、弱者である「児童」は早急に対応すべきですね。
平成28年度の児童虐待の総数
平成28年度の児童虐待総数は122578件でした。
虐待の詳細は以下の通り。
身体的虐待 | 31927件 |
ネグレクト | 25842件 |
性的虐待 | 1622件 |
心理的虐待 | 63187件 |
総数 | 122578件 |
平成18年度は、37323件だったのに対して、虐待件数はどんどん増えていますね。
右肩上がりですね。
当然、発覚してなかっただけかもしれませんが、
平成28年度では12万件を超えています。
これは全国の自治体で対策を考えないとですね。
虐待してしまう大人にも、教育が必要だと思います。
子育てセミナー等に参加してもらい、健全な子育てをして頂きたいですね。
ネットの声
〇いいことですがやるなら全国規模でやった方がいいと思います。
また、そういうつもりでシステム作らないと後から作り変えるの大変だと思う。〇緊急時にはいち早く対応っていうけど、緊急時にはだいたい取り返しのつかないことが多いような。もっと初期段階の対策が必要だと思う。
〇全県でやらなきゃ意味ないよ
〇どうせ児相が動くだろう、と、警察が動かない可能性がある。
児相を廃止し、警察に一本化した方がいい。
確かに、埼玉県だけがやっても意味ないと思います。
やるなら、全国的にやるべきですね。