京のおばんざいって何?どんな料理?

京都観光に来たら、風光明媚な景色に囲まれた神社や寺を見て回り、歴史を感じてみたいですね。忙しい日々の生活を忘れて古都を満喫し、京都らしいおいしい料理を食べたい!って思うのが普通ですよね。京都と言えば「おばんざい」ってよく聞きますがどんな食べ物なんでしょうか?京都ならではの薄味の上品な食べ物?みたいに勝手に想像してしまいますが、はたして?

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おばんざいとは?

おばんざい・・(お番菜、お晩菜、お万菜)とは、昔より京都の一般家庭で作られてきた総菜の意味で使われる言葉。「番」の字は「常用、また粗品を示す語ともなる。番茶、番傘など」との意味。

おばんざいとは京都の家庭料理です。元々、今では捨ててしまうような野菜の皮とかを、無駄なく使い美味しく頂いたものです。そもそもは、奉公人たちが食べていたものをそう呼んでいた。「主人は高級な仕出し料理、奉公人らは手元にある野菜で作ったおばんざいを食べていた」そうです。昔は家庭に奉公人やお手伝いさんがいて、その人達が食していたものを「おばんざい」と呼んでいたんですね。


京都のおばんざいの一例

京都の人は「おばんざい」とは言わない

京都の人10人にアンケートを取った結果、日常的におばんざいと言っている人はたった1人だったそうです。今や奉公人のいた頃より食生活が豊かになり彼らが食べていた「おばんざい」より高価な響きの「おかず」という言葉が一般的になったそうです。

おばんざいという言葉が全国に広がったきっかけは、随筆家の故大村しげさんらが1964年ごろに新聞に投稿した「おばんざい」という京都の食に関する連載だとされる。「京都の人が日常的に使って浸透したのではなく、京都の食文化を表す言葉として全国に広まった」(藤掛さん)

確かに、我々は「おかず」と当たり前のように言ってますし、普通だと思ってきましたよね?

おかず・・主食とは別の副食や総菜を指す。もともとは女房言葉で「数を取りそろえる」意味。

今はこちらの方が一般的で、京都の人も「今晩のおかずは?」と普通に使います。「今晩のおばんざいは?」なんて人はいないみたいですね。おばんざいよりもおかずのほうが今や当たり前の呼び方ですね。

おばんざいっていう呼び方は、観光客向けの呼び方だと思いますね。

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今、おばんざいが人気なのは何故?

今、京都でもおばんざいを取り扱ってる店は多数ありますが、何故人気なのでしょうか?当然美味しいからってのもありますが、ヘルシーだからだと思います。作るのに手間暇かかるおばんざいのほうが、優しい味付けで体にも良いイメージが強いからではないでしょうか?

京野菜の煮物。いわゆる「炊いたん

京料理とは違うおばんざい

京料理は和食の元になった料理と言われてます。京料理=日本料理と定義づけされることもあり、いわゆるおばんざいとは違い、立派な料理です。おばんざいはどちらかというと、粗食なので、意味合いが変わります。しかし、食べ物を無駄にせず上手に利用し食べるという工夫は素晴らしいですね。手間暇かけて作ってる物が多いし。飽食の時代だからこそ人気があるのかもしれませんね。

京都に行ったら、是非京都ならではのおばんざいを食べてみましょう!

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